フレーム範囲の設定
このアプリは、現在開いているシーンのフレーム範囲を管理します。ShotGrid メニューで[フレーム範囲と ShotGrid を同期する] (Sync Frame Range with Shotgun)メニュー オプションをクリックすると、このアプリを利用できます。
このオプションをクリックすると、ShotGrid Toolkit は現在の作業領域(通常はショット)に関連する ShotGrid エンティティを確認し、インとアウトのフレーム情報を含むイン フィールドとアウト フィールドを探します。通常、これはショットと一緒に使用されるため、この場合、アプリは ShotGrid の既定の設定で定義された標準的なショットのイン フィールドとアウト フィールドを使用します。ただし、他のフィールドからフレーム範囲を取得するようにアプリを完全に設定することもできます。
アプリを実行すると、このインとアウトを使用して現在のシーンが更新され、最後に概要メッセージが表示されます。
複数の ShotGrid フィールドの同期オプション
menu_name
プロパティを設定すると、ShotGrid メニューでこのアプリの複数のインスタンスを定義できます。これにより、さまざまな ShotGrid フィールドを同期する複数のメニュー アクションを定義することができます。
定義するには、menu_name
にそれぞれのアプリ インスタンス名を設定し、各インスタンスにフレーム イン フィールドとフレーム アウト フィールドを設定します。
tk-multi-setframerange_cuts:
menu_name: Sync frame range using cut fields
sg_in_frame_field: sg_cut_in
sg_out_frame_field: sg_cut_out
location: "@apps.tk-multi-setframerange.location"
tk-multi-setframerange_handles:
menu_name: Sync frame range using handle fields
sg_in_frame_field: sg_handle_in
sg_out_frame_field: sg_handle_out
location: "@apps.tk-multi-setframerange.location"
ShotGrid メニューには、別個のオプションとして表示されます。
注: この機能は、バージョン v0.4.0
のアプリで新しく導入されました。
操作フック
現在のシーン フレーム範囲の取得、またはフレーム範囲の設定に使用するソフトウェア固有のロジックは、フレーム操作フックで処理されます。新しいエンジンのサポートを追加する場合、または動作の実装方法を変更する場合は、hook_frame_operation
アプリ プロパティを設定して取得と設定の独自のロジックを実装すると、フレーム操作フックを引き継ぐことができます。
注: この機能は、バージョン v0.4.0
のアプリで新しく導入されました。