バージョンと Published File の違いは何ですか?
「パブリッシュ」は、アプリケーション内で使用可能なディスク上のファイル(またはイメージ シーケンス)またはデータを表します。これには、exr シーケンス、abc、Maya ファイルなどがあります。パブリッシュは ShotGrid の PublishedFile
エンティティによって表されます。
「バージョン」(ShotGrid の Version
エンティティ)はパブリッシュの視覚表現で、レビューやノートの作成に使用されます。Version
エンティティ上に Published Files という名前のフィールドがあり、互いに接続する任意の数のパブリッシュ レコードを入力することができます。このフィールドを使用して、パブリッシュ グループに関連付けられているレビュー Version
をトラックできます。パブリッシュ時にこの関係を設定することをお勧めします。バージョンは ShotGrid の Version
エンティティによって表されます。
究極的には、ファイル形式は異なるが実際は同じコンテンツを表す(Maya ファイル、obj、alembic などの)一連のファイルをパブリッシュ時に生成できることが理想です。これらのファイルは、同じ内容をすべて異なる形式で表現しています。その後、パブリッシュ データをプレビューしてノートを作成するために、1 つのレビュー Version
に関連付けます。
パブリッシュされたデータがイメージ シーケンスの場合、これは少し冗長な考え方になります。実際イメージ シーケンスは、レビュー対象であり、かつパイプラインに送信する対象でもあります。この場合、パブリッシュと Version
の両方を「1 つにまとめて」作成する必要があります。この操作を行うと、(Loader アプリを使用するなどの方法により)パブリッシュされたデータのうち、Version
を表すものがロードされます。